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プロフィール経済学部での学びと経験から都市開発や金融に興味を持ち、その両方に関連した事業に携わりたいとの思いから当社に入社。省エネルギー設備のリース・ファイナンスを中心とした営業からキャリアをスタートし、太陽光発電事業の信託受託業務を経験。現在は風力発電所の新規プロジェクトを立ち上げるべく、地点の開発、さまざまな調査や地元自治体との折衝、調整、打ち合わせのために全国を飛び回りながら各プロジェクトを推進している。
Interview.1三菱HCキャピタルを選んだ理由
大学のゼミではまちづくりに取り組み、地元の方の「どうにか街を盛り上げたい」という熱い想いにふれ、私もこのような仕事がしたいと感じました。また、教授の紹介で政府系金融機関のオフィスで講義を受ける機会をいただき、金融業界にも憧れを抱きました。
そこで就職活動ではまず都市開発と金融を軸に業界を絞りました。最終的にリース業界をめざしたのは、不動産を含め幅広く事業展開をするリース会社であれば、まちづくりに関連した事業に携われる可能性もあると考えたからです。さらにPCから航空機に至るまで多岐にわたる商品を扱う当社なら、自身の知見も必ず広がるはずだと思いました。
先に入社していた大学の先輩から話を聞いて、やりたいことに挑戦しながら私らしく働けそうな企業だと感じたことも入社の決め手となりました。
Interview.2風力発電事業開発の仕事とは
入社から2年間は省エネルギー設備の導入に特化したリース・ファイナンスを中心とした営業に従事。3年目からはグループ内の信託会社で、太陽光発電事業に関わる信託の受託業務を3年間経験しました。
その後、次なるステップとして自身の意向をくんでいただき、風力発電事業の分野に挑戦することになりました。
私が所属しているHSE株式会社は、風力発電事業のビジネス創成期から建設、メンテナンス等に取り組んでいるビジネスパートナーである株式会社日立パワーソリューションズとともに2016年に設立された会社です。発電事業本部は風力発電所の新規建設から稼働後の管理までを行っており、私が所属する事業発電第二部ではゼロからの新規建設プロジェクトを担っています。
新規建設にあたっては、地域や企業が所有する土地を風力発電に活用したいとの打診をいただくケースもありますが、それ以外は我々が自ら建設候補地を探すところからスタートします。
はじめに机上検討として、全国の風況マップなどから候補地を検討し、土地の形状、自然環境といったさまざまな条件を整理します。そのほかに、風力発電機は純国産が無いため、海外製のものを調達しますが、どの港から候補地まで運び込めるかを想定します。また、ブレードと呼ばれる羽が1枚あたり50-70メートルもある巨大な部品もあるため、これを陸送するための運搬ルートも実際に車で走ってみて確認します。さらに発電した電気を送電するための鉄塔の位置も重要な確認項目となります。
これらの準備を整え、建設候補地の自治体や地権者さまに事業の構想を説明するという大切な業務に着手します。順序はさまざまありますが、初期段階においては土地の関係者に対して風況調査の申し入れを行います。そして風況調査、用地周辺においては環境影響評価法に基づく手続き(環境調査含む)を5年程かけて行います。並行して関係機関との協議を実施し、許認可手続きを経てようやく建設許可が下ります。
現在手掛けているプロジェクトにおいては多数の地権者さまを訪問し、事業や使用範囲等の条件、契約手続きについての説明を一人で対応しました。丁寧な説明と対話を心がけ、すべての土地において土地利用に係る登記が完了したときには「まずはやりきった」という何ものにも変え難い気持ちになりました。もちろん関わっていただいた方々への感謝は忘れておりません。
風力発電事業は、地点、事業の規模にもよりますが十数億から数百億という莫大な予算が動くプロジェクトであり、期間的にも工事を含めて20年以上の長期にわたります。当然ながら我々には発電事業者として覚悟を持って丁寧な説明を行う責任がありますし、地権者さまの大切な土地をお借りするにあたって信頼関係の構築は非常に重要です。そうしたことからも業務においては誠実さや真摯さ、そして必ずやり遂げるという意志をもって取り組んでいます。
Interview.3わたしの仕事のココが面白い
事業説明や交渉にあたっては対企業ではなく、その地域で生活をする住民の方とお話をする機会が多く、年齢層も価値観もさまざまな方と触れ合うことは自身の総合的な成長につながっていると感じています。大学のゼミでまちづくりプロジェクトに取り組んだ際、地元の方々とのコミュニケーションを通して芽生えた「地域に貢献したい」という想いが、いま仕事として実現しています。
電力事情や地域創生といった、国の課題に直結する事業に関われることも大きなやりがいです。地元の方から応援や励ましのお言葉をいただけることも非常に力になっており、「この地域の将来はあなたにかかってるよ」などと言っていただけることもあります。
地域の人口が減ることで町内費や公民館の維持費用などの一人当たりの負担が大きくなるなど、問題に直面している地域も多いのですが、当社の風力発電事業を通して地域にどのようなメリットを還元できるかを模索し、長期的なお手伝いをしていくことも我々の役割だと考えています。具体的には地元企業との連携、発電事業における事業収入の一部を自治体、地域に寄付することや地域のお祭りへの協賛などを行っており、地域に密着した関わりを大切にしています。
当社は不動産、エネルギー、自動車などさまざまな事業展開を行っており、この強みを生かすことで地域との一体感をもって地域創生に貢献できるのではないでしょうか。こうした幅広い事業展開に紐づいて、当社には各分野に秀でた人材も豊富です。私自身、このような環境下で働くことでとても良い刺激を受けています。
Interview.4一日の仕事の流れ
普段から移動は多く、空港や新幹線の駅からレンタカーに乗り換えて用地視察や打ち合わせへ出向くことも多いです。
自治体には建設候補地についての確認を行います。その際、土地の管理者の方を紹介していただくこともあります。
地域住民の方々、用地となる土地の地権者さまや区長さまに対して、事業構想や手続きについての説明を行います。足繁く訪問することで信頼関係の構築に努めています。
社内との連携をはじめ、土木や電気の設計会社、環境調査会社などとの打ち合わせを行います。
事業の進捗報告や賃料交渉、契約内容を噛み砕いて説明し、交渉状況によっては一部変更するなどの対応をする場合もあります。
社内の情報共有や、メール対応などを行います。
Interview.5これからの展望・夢
目下の目標は、現在手がけているプロジェクトにおいて風力発電所を建設し、安全かつ安定的に稼働させることです。大型風力発電所を稼働させ、少しでも日本の電力供給に貢献できることは仕事冥利に尽きます。地域の方々と喜びを分かち合い、地域を盛り上げていきたいです。
将来的には、国内での再生可能エネルギー開発事業の経験を活かし、発電事業者の立場として海外での発電事業に携わってみたいと考えています。
私は仕事において失敗を恐れず、自分が正しいと信じる選択をするよう心がけています。
選択が正しかったか否かは後にしか分からないため、後悔しないためにも、今自分で考えて正しいと信じる選択、行動することが大切だと考えているからです。当社は自分を信じて取り組める方が活躍できる企業だと思います。
マシナリー営業部
K.Y.
2014年入社
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海外環境エネルギー事業部
K.S.
2013年入社
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モビリティ事業部
K.K.
2017年入社
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ベンダーソリューション営業部
Y.K.
2017年入社
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ロジスティクス事業部
O.S.
2020年入社
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カスタマーサポートセンター
M.Y.
2019年入社
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首都圏第三営業部
K.C.
2019年入社
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カスタマーサポートセンター 業務課長
S.N.
2007年入社
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セクター第二営業部
A.Y.
2011年入社
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不動産事業部
H.E.
2020年入社
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航空事業部
N.M.
2020年入社
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