グローバルで規模の 大きな航空機リース事業を主導。 想像以上の経験値を重ね、 プロフェッショナルへと躍進する。

Interview.1三菱ＨＣキャピタルを選んだ理由

多岐にわたる専門分野を持つリース業界で
グローバルなビジネスに挑みたい。

大学では国際政治や国際関係論について学び、1年間のスペイン留学も経験しました。就職活動では海外ビジネスに携われる商社や海外展開を持つメーカーなどを中心に見ていましたが、たまたま参加したリース会社のインターンを通して航空機を取り扱う事業にふれ、興味を持ちました。航空機以外にも物流や環境エネルギー、ヘルスケアなどさまざまな専門分野を扱うリース会社なら、ひとつの会社にいながら幅広いチャレンジができると思いました。
なかでも当社には、若手のうちに海外関連の事業に携われるグローバル採用枠という制度があります。就職活動を通して、海外業務を若いうちに経験することが難しい企業もあるなか、入社3、4年目で海外に行けるチャンスがあることは大きな魅力でした。当社なら自分のめざすスケール感のあるグローバルな事業に早い段階で取り組めると考え、入社しました。

Interview.2航空事業部の仕事とは

グローバルな知見と交渉力が飛躍する
航空機のオペレーティングリース事業。

入社当初から希望していた航空事業部に初期配属していただけたことには驚きましたし、とてもうれしかったです。
当部の1チームでは航空機などを対象とした日本型オペレーティングリース^*の提案販売を行なっています。これは法人限定の投資商品となります。仕組みとしましては、営業者である特別目的会社が金融機関からの借入と投資家さまからの出資によって得た資金で航空機を購入し、その航空機のリース事業によって生まれる損益を投資家さまに分配されるものとなります。
*一般的には航空会社・海運会社向けの航空機・船舶等のオペレーティングリース事業に、匿名組合契約を通じてご出資いただく法人限定の投資商品。

私は航空機案件組成チームのメンバーとして、航空会社への提案・営業からドキュメンテーションの業務、案件実行までを担当しています。
具体的な業務の流れとしましては、この機体であればこのような条件で商品化できるというキャッシュフローを作成して航空会社に提案します。受託後は弁護士と協力しながら契約書を作成し、実行に際して送金の手配を進めます。そして実行予定日に資金送金と航空機の引き渡しを行います。
新しい機体であれば航空会社側からの提案依頼に対応するケースがほとんどです。
そのほかファイナンスの付いていない中古の機体をリサーチして当社側から提案するなど、積極的な営業活動も行っています。

取引先は海外の大手航空会社が主で、年に数回は海外へ出張してお客さまやビジネスパートナーと面談をしています。国によってビジネスに対する考え方はさまざまですので、ケースに合わせた柔軟な交渉力が求められる仕事だと感じています。
また、リースやローンに係る契約書は基本的にすべて英語で、ボリュームも100ページを超えます。契約書特有の文言や文体も多く、初めは苦労しましたが先輩や上司に教わりながら徐々に慣れていきました。契約書の作成や確認においては、当社の不利になる見落としがあってはなりません。ですから、分からない点をそのままにせずしっかり確認し、根気強く最後までやり抜く力が求められます。

Interview.3わたしの仕事のココが面白い

世界中の大手航空会社に関わりながら
スケールの大きいビジネスを主導。

航空機は1機あたり200億円超と高額で、1年間通して複数案件を私が主担当としてリードしています。これほどスケールの大きい海外ビジネスに携わることができてやりがいを感じると共に、この経験を通じて業務知識と自信を身に付けていきたいと考えています。
若手のうちから成長の機会を多く与えていただき、入社から現在までにシアトル、ハノイ、ホーチミン、ダブリン、フランクフルト、シンガポール、オークランドなどに出張しました。時には海外の大手航空会社のCEOを始め、財務担当や経営層の方々と面談してビジネスを進めることもあります。海外関連の仕事を望んでいた自分にとってこんなに早期に豊かな経験をさせていただけていることは想像以上であり、非常に充実しています。
私は幸いにも希望通りの業務に就かせていただいていますが、もし現在の業務に自分とのミスマッチを感じたとしても、当社では社内公募制度や海外トレーニー制度など、希望する仕事に挑戦する機会が多く用意されています。海外トレーニー制度の駐在先はこれまで当社の海外地域ユニットの拠点がメインでしたが、現在は各事業本部のグループ会社にまで広がっているのでさらに専門性を磨きやすく、自分次第でやりがいを見出せる環境だと思います。

「三菱」というブランドから保守的なイメージがあるかもしれませんが、当社は攻めと守りの両立している企業だと感じます。たとえば当部では案件の検討時にはさまざまな観点からリスクを検討するなど慎重さがある一方、水素航空機の開発事業や持続可能な航空燃料事業への出資など、新たな分野への挑戦にも意欲的です。
周囲は落ち着いた話しやすい人柄の方が多く、職場の人間関係がとても良好です。在宅勤務やフレックスタイム制度、時間単位休暇などがあり、ワークライフバランスがよく、柔軟な働き方ができます。
東京駅から地下直結の新丸の内ビルディングという、オフィスの立地もとても良いです。富士山が望める会議室もあり、来社したお客さまにも好評です。

Interview.5これからの展望・夢

専門性を磨き、海外で活躍できる人材へ。
挑戦する意欲と主体性をもって成長したい。

さまざまな航空会社向けの提案を行い、各国特有の航空機調達の制度や法務・税務制度についての知見を広げていくことが目下の目標です。業界や製品についての知識を深め、航空業界におけるプロフェッショナルとしての力をつけていきたいと考えています。
将来的には海外の拠点もしくはグループ会社で働いてみたいです。現在はヨーロッパの航空会社を多く担当しているので、駐在先で今の仕事との接点を生み出せればと考えています。

就職活動はさまざまな業界や業種にふれられる貴重な機会ですので、説明会やインターンに積極的に参加してみることをおすすめします。
入社後は何事にも興味と関心を持つことが大切だと思います。当部は特に専門的な業務が多いので、挑戦する意欲のある方、分からないことを分からないままにせずきちんと質問できる方と一緒に働きたいです。もちろん必要なサポートはしっかり行いますので、自分の仕事に責任を持ち、主体的に考えて最後までやり遂げる気持ちを持って共に取り組みましょう。