OUR BUSINESS

豊富に蓄積された知見を活用し、
アセットの持つ潜在力を最大限に引き出しつつ、
グローバルに事業を展開。
三菱HCキャピタルグループは、
お客さまの挑戦を支えるパートナーとして、
新たな社会価値を提供していきます。

BUSINESS01

カスタマーソリューション

何に取り組んでいる?

リースをはじめとするファイナンスソリューションと、提携ベンダーの販売をファイナンス機能で支援するビジネスを中心に展開

国内において、顧客向け「カスタマービジネス」、パートナー向け「ベンダービジネス」を展開しています。

  • カスタマーソリューション事業

    • 法人・官公庁向けにリースをはじめとするファイナンスソリューションのカスタマービジネスを展開
    • 提携ベンダー(メーカーや代理店など)の販売をファイナンス機能で支援するベンダービジネスを展開
    • 他にも、パートナー企業と連携しCO2排出量算定および削減目標策定の支援する省エネ・再エネソリューション、当社グループ会社の中古機械の専門商社を通じた中古売買サービスを提供
例えば、こんな商材やサービスを展開しています
  • 産業機械産業機械
  • 情報通信機器情報通信機器
  • 商業用機器商業用機器

取引種類別の資産割合

取引種類別の資産割合
セグメント資産残高ベース、2023年3月期末時点
BUSINESS02

海外地域

何に取り組んでいる?

地域特性を捉えた経営資源の戦略的配分により、各国・地域における社会的課題の解決に貢献

欧州・米州・中国・ASEANにおいて、各国・地域の社会的課題やお客さまのニーズに応じた、リースや販売金融をはじめとするファイナンスソリューションを提供しています。

  • 海外地域事業

    • 欧州では、小売店と提携し個人向けの販売金融およびローン、法人・個人向けの車両リース、法人向けのリースや在庫担保ローンなどを展開
    • 米州では、法人向けの商用トラックや産業・工作機械や建設機械などの販売金融、リース・ローンなどを展開
    • 中国では、法人向けの販売金融および日系企業向けのリースなどを展開
    • ASEANでは、各国(タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア)の地域特性に合わせて、法人向けの販売金融、リースなどを展開
例えば、こんな商材やサービスを展開しています
  • コンシューマーファイナンスコンシューマーファイナンス
  • EV充電設備EV充電設備
  • 商用トラック商用トラック
  • 建設機械建設機械

取引種類別の資産割合

取引種類別の資産割合
セグメント資産残高ベース、2023年3月期末時点
BUSINESS03

環境エネルギー

何に取り組んでいる?

日本を代表する再エネ事業者として世界の脱炭素化に貢献するとともに、新たな事業構築・機能開発に果敢に挑戦

国内外において、太陽光や風力などの再生可能エネルギー発電事業および環境関連ファイナンスソリューション事業を展開しています。

  • 再エネ・環境関連事業

    • 国内において、太陽光発電ではFIT制度を利用した発電所の運営に加えて、コーポレートPPA事業などのお客さまに直接に電力を供給、陸上風力発電ではFIT制度やFIP制度を利用した発電所を運営
    • 再生可能エネルギーの発電量予測や需給計画の作成、それらを踏まえた電力および非化石価値(二酸化炭素を排出しない方法で発電された電力の価値)の提供を行う発電側アグリゲーション事業も展開
    • 脱炭素化が進む欧州・米国などにおいても、太陽光、陸上風力、洋上風力といった再生可能エネルギー発電事業を中心に展開
  • 太陽光発電太陽光発電
  • 風力発電風力発電

再生可能エネルギー発電事業の
持分出力数(GW)の地域別割合

事業別の資産割合

再生可能エネルギー発電事業の持分出力数の推移

再生可能エネルギー発電事業の持分出力数の推移
BUSINESS04

航空

何に取り組んでいる?

航空機・エンジンリースやエンジンパーツアウト事業、日本型オペレーティングリースなど幅広い業務におけるお客
さまとの協働により、航空業界における脱炭素化に貢献

世界各国・地域の航空会社に対して、航空機リース(含む、日本型オペレーティングリース)、航空機エンジンリース、エンジンパーツアウトなどの多様なサービスを提供しています。

  • 航空機リース事業

    • 米国子会社で航空機のリース会社であるJackson Square Aviation(JSA)を通じて、世界の優良航空会社に新造機のSLB取引※を中心に事業を展開
    • ナローボディ機を中心に、機体の購入と売却をバランスよく実施し、流動性が高く、平均機齢の若い、良質なポートフォリオを構築
    • 顧客である航空会社から機体を購入し、それらを顧客にリースで貸し戻すという機体調達方式

    航空機体数199機

    (※2023年3月期時点)

  • エンジンリース事業

    • アイルランド子会社で独立系最大手の航空機エンジンリース会社であるEngine Lease Finance(ELF)を通じて、世界の航空会社やエンジン整備会社に対する予備エンジンのリース取引を展開
    • INAV(ELF100%子会社)は、航空機エンジンの解体を行い、各部品を整備・修理後に整備会社や航空会社に販売するパーツアウト事業を展開

    航空エンジン数 347機

    (※2023年3月期時点)

  • 日本型オペレーティングリース

    • 航空機などを対象資産に、組合契約に基づく出資や資産保有等の形態で本邦投資家に販売する日本型オペレーティングリースを組成・販売
    • 日本国内の投資家のニーズに合致する商品の開発を推進

取引種類別の資産割合

取引種類別の資産割合
セグメント資産残高ベース、2023年3月期末時点
BUSINESS05

ロジスティクス

何に取り組んでいる?

顧客提供価値を絶えず追求、物流分野におけるグローバルに存在感のある事業会社へ

グローバルに物流を支える「海上コンテナ」、「鉄道貨車」などの輸送用機器をリース・ファイナンスを通じてお客さまに提供しています。

  • 海上コンテナリース事業

    • 米国子会社のCAI International(CAI)を通じて、世界各地の海運・輸送事業者などに海上コンテナをリース
    • 海上コンテナなどの輸送関連機器のトレーディング事業も展開
    • 当社グループのコンテナ保有数は業界4位(2022年12月末時点)

    海上コンテナ保有数世界第4位

    (※2022年12月末時点)

  • 鉄道貨車リース事業

    • 米国子会社のPNW Railcarsを通じて、世界最大の鉄道貨物市場である北米において、鉄道会社および荷主向けに鉄道貨車をリース
    • 保有貨車数は約2.2万両超で北米貨車リース業界トップ10の規模(2023年3月末時点)

    鉄道貨車保有数業界トップ10

    (※2023年3月末時点)

事業別の資産割合

事業別の資産割合
セグメント資産残高ベース、2023年3月期末時点

海上コンテナリースの世界市場シェア

海上コンテナリースの世界市場シェア
CEUベース、2022年12月末時点
BUSINESS06

不動産

何に取り組んでいる?

不動産の潜在力を最大限に引き出し、社会・経済的価値を創出・提供することでサステナブルな社会基盤づくりに貢献

不動産(オフィスや住宅、商業、ホテル、物流施設など)を対象とする、ファイナンス事業、投資事業、アセットマネジメント事業の3つを軸に展開しています。

  • ファイナンス事業

    • メザニンローン・エクイティ投資などの形態で、多くのプロジェクトに対する資金を拠出
    • アセットに対する目利き力を生かしつつ、プロジェクトの収益性や不動産価格の変動リスクを取ることで、高いリターンを追求する事業モデル
  • 投資事業(不動産の開発や再生投資)

    • 不動産開発において、物流分野では2023年に完全子会社化したセンターポイント・ディベロップメント、2021年に事業パートナーと共同で設立したロジフラッグ・デベロプメントを通じて、大型物流施設やマルチ型冷凍冷蔵倉庫などを開発
    • 再生投資において、老朽化などさまざまな課題を抱える不動産を取得し、エネルギーコスト削減、設備更新、リニューアルなどのソフト・ハードの両面によるバリューアップ施策をもって不動産の価値を向上させたうえで売却するビジネスモデルを展開
    • ホテルを対象とした投資では、ホテルマネジメント会社の出身者などで構成される専門部隊がオペレーターと密に連携を取り、収益向上施策を実行することで、投資したホテルの価値を向上
  • アセットマネジメント事業

    • 私募ファンド・私募REITの運用・管理や開発した物流施設などの運用・管理を実施
    • 投資事業(不動産開発・再生投資)にて取得した不動産を他の投資家により組成される私募ファンド・私募REITに売却することで、不動産バリューチェーン的ビジネスモデル(物件仕入れから出口戦略まで)を構築

国内のアセットタイプ別資産割合

国内のアセットタイプ別資産割合
セグメント資産残高ベース、2024年3月期第2四半期末時点
BUSINESS07

モビリティ

何に取り組んでいる?

EVの導入・利用に必要な統合型サービスを国内外に提供し、お客さまの脱炭素化に貢献

世界各地のパートナー企業と連携のうえ、高付加価値なオートリース、モビリティ事業をグローバルに展開しています。

  • モビリティ事業

    • 三菱商事との折半出資会社である三菱オートリースを通じて、国内においてオートリース事業を展開
    • オートリース業界のグローバルリーディングカンパニーとともにオートリース会社を設立し、ASEAN地域においてオートリース事業、インドネシアではオートリース事業のほか、中古車オークション事業も展開
    • ガソリン車やハイブリッド車を利用してきたお客さまがスムーズにEVに移行できるよう、EVに関連するサービスをパッケージ化した統合型サービスを構築
  • 国内・ASEAN地域でオートリース事業を展開国内・ASEAN地域で
    オートリース事業を展開
  • インドネシアで中古車オークション事業を展開 インドネシアで
    中古車オークション事業を展開
  • EV統合型サービスを活用し導入した営業車EV統合型サービスを活用し
    導入した営業車
BUSINESS08

組織横断で取り組む重要テーマ

組織横断で取り組む重要テーマ
何に取り組んでいる?

当社グループは、その総力を挙げて10年後のありたい姿に向けた「ビジネスモデルの進化・積層化」をさらに推進していくために、組織横断的に取り組むテーマを設定し協議を進めています。
これは、発想や業務の「サイロ化」を打破し、部門を横断した広い視野で将来に向けた大きな絵を描けないかと考えたものです。
具体的には、「水素」「EV関連」「物流」「脱炭素ソリューション」の4分野を取り上げ、当社グループのみならず、パートナー企業と連携し、これらのテーマに起因する社会的課題の解決、社会価値の創出を図ることで、持続可能で豊かな未来の実現に貢献していきます。